【おたくのジレンマ⑤参加者のドタキャン・ドタ参などからワークショップの品格を考える

ものの良し悪しを決める際の基準の一つに「品格」があります。例えば、同じレストランでもサービスが良いレストランの方が支持され続けている理由の1つに、品格のあるウェイターさんのサービスが心に残ります。このようなサービスを受け、「品格」のある人間になりたいと思ったことはありますでしょうか。おそらく誰もがそのようなことを一度はあるはずです。

この「品格」はワークショップをワンランク上にする上で必要な要素なのではないかと思います。それは企画側の立ち振る舞い、参加者の礼儀や作法(エチケットやマナー)であり、それらが統合して価値あるワークショップになるのではないでしょうか。

今回はワークショップにおける参加者・企画者の立ち振る舞いについて考えていきたいと思います。

 

ワークショップの当日、直前で数名のキャンセルが出るのはよくあることですが、その中でもその行動に疑問を呈してしまう状況が幾つかあります。

例えば、参加者側に焦点を当てると、 連絡なしでの当日のキャンセル(いわゆるドタキャン)やワークショップ中にキャンセルの投稿をされる方がおります。

このような行動を受けると企画者側としては残念な気持ちになります。(もちろん私もドタキャンしたことがあります)

一方で、直前での参加を選択し、参加される参加者もおりますが、こちらも嬉しい気持ちもある反面、資料の問題が発生するなどし、ひと手間時間かかるので、良い迷惑です。

企画側からすれば、直前の参加、欠席は大きな問題ではありません。問題はこれらの行動をする上でのマナーやエチケット(礼儀や作法)にあると考えています。

テクノロジーが発展して、イベントへの出欠席はボタンを押すだけでできるようになりましたので企画側も管理が容易になりましたが、幾つか問題があると個人的に考えています。

例えば、

・連絡なしでの直前参加

もし直前に予定がなくなって、急遽「参加したい」と思った場合、連絡いただけると非常に助かります。なぜなら、その人にネームプレート、資料を用意することが可能になるからです。

 

・連絡なしでの直前キャンセル・遅刻

人それぞれで、体調不良、急用などがありますが、一言連絡をしていただければと企画者側としても安心します。

 

上記のような問題はワークショップを運営をする上で、必ずついてくる問題ですが、常識をわきまえた範囲で、他の人がしないようにしていることをしない、他の人に迷惑をかけないということを参加者にも心がけていただきたいです。

 

企画者側に観点を移してみましょう。私も興味があるテーマであれば、ワークショップに参加させていただきます。少しでも多くのことを学びたいとので、ワークショップの会場、設営、企画者の立ち振る舞いは注目しています。時に残念なこともあるので、ここで紹介したいと思います。

 

・敬語でなくタメ語のスタッフ

挨拶を済ませて、軽く自己紹介させていただいた後に、タメ口でいきなり話しかけられたりすると個人的には引いてしまうので、常識の範囲内で会話をできると緊張もほぐれ、リラックスした状態で参加できます。

 

・お手洗いの場所を知らないスタッフ

初めての会場はどこに何があるか知りません、その中での特に重要なのはお手洗いの場所です。たまにスタッフに聞いてもどこにあるのか把握をしておらず、行きたいタイミングでいけないことがあるので、これはイベントを運営する上で、絶対把握しておかなければならない事項の1つです。

 

・空気を読まないスタッフ同士で会話

参加者に注意を向けず、スタッフ同士での会話に夢中になり、資料配布や参加者への対応が遅れているケースがあります。特に空気を読まないスタッフ同士での会話は、ワークに集中している参加者にとっては雑音となります。もちろん、スタッフ同士でコミュニケーションは運営を快適にする上で非常に重要な作業ですが、空気を読みながら対応できることにしましょう。

 

参加者のドタキャン・ドタ参からワークショップの品格について考えてみましたが、近年これらの質は下がっているように伺えます。ワークショップの企画運営が簡単になった現代だからこそ、ワークショップにおける品格を意識し、参加者の満足度の高い運営を行う必要があるのではないでしょうか。

品格があれば、「また参加したい」「また誘いたい」という気持ちが生まれます。

つまり、品格があれば、どちらの立場からも好かれるということです。

この品格は一朝一夕に身に着くものではありませんが、改善を重ねることで、それは大きな価値となるでしょう。

僕自身も、企画者としてドタキャン・ドタ参がないような素敵なワークショップを企画できるように準備できる今後とも努力していきます。 皆さんも品格のあるワークショップをを目指してみてください。