【おすぎのジレンマ⑤エチエット?マナー?】

何ヶ月も前から楽しみにしていたデート…それを当日の朝ドタキャンされたら、あなたはどう思いますか?

まぁ、普通に考えたらものすごく落ち込みますよね。現代風に言ったら凹みますね(笑)

私自身、正直ドタキャンしたこともされたこともあります。極力しないように、そしてしてほしくないなぁと思いながら日常生活を送っていますが、それでも起きるのがドタキャンです。

ただ、そんな時、人としてのマナー、エチケットととしてどうすべきか考えることがあります。

例えば、ワークショップにおいてドタキャンはつきものです。ワークショップだけではなく、勉強会や研修会では当たり前のようにドタキャンされる方がいます。私も自分が主催する場合には、10%の方がドタキャンをする覚悟を持って当日に臨みます。もちろんそれぞれに事情があるため、一概に責めるわけにはいきません。それにそのワークショップ自体に魅力を感じず、優先順位が下回ってしまったというこちら側の問題もあるとは思います。

ただ、私はそのドタキャンのやり方に問題があるなぁと感じる時があります。

私が正直、エチケット、マナーが無いなぁと感じるドタキャンは2つ!

①連絡なしでのドタキャン→これは言語道断ですね(怒)でも、います(笑)ある有名な先生は、そういう方は二度と参加できないようにされると伺いましたが、私も同じ思いです。

これは主催者はもちろん、本来参加したかったけれど定員のため参加できなかった方も含めて、多くの方に迷惑をかけています。私はこういう方々はブラックリストを作成しても良いと思うくらい、とても残念な思いでいます。

②連絡が遅い&理由が不明瞭→こちらも残念ながら、社会人としてのマナーやルールに欠けていると思います。もちろん、当日不慮の事態になり、連絡がギリギリになってしまうこともあります。ただ、主催者の気持ちになって、どの段階で連絡することが良いのか、考えてほしいですね。

また、ドタキャンの理由が正直こじつけや面倒になったなぁと感じる連絡もあります。

これも人として、最大限相手に誠意を見せた連絡ができないかなぁと思います。

さて、私は比較的教員や教職志望の大学生、また社会人にワークショップをすることが多いです。でも、そういう方々でもエチケットやマナーに欠けるなぁという方が存在します。

むしろ私の本職である高校生のほうがきちんとした連絡をしてきます(笑)

ドタキャンに注目しましたが、私はここ何年かでワークショップにおけるエチケットやマナーの水準が確実に低下していると感じます。

その背景にはワークショップが乱立し、ワークショップに参加する敷居が下がったという良い側面もあるかと思います。でも、やはり人としてどういう態度で臨むのか…これはワークショップに参加する以前の問題だと感じます。

主催者側としては少しでも多くの方が参加し、ドタキャンしたくないような魅力的な場づくりをすることが必要不可欠ですが、やはりワークショップは主催者と参加者が一緒に場を生み出すものだと信じています。

ドタキャンに限らず、エチケットやマナーの水準を上げていくことは、これからの現代社会に課せられた使命と言っても過言ではありません。

ワークショップでは、その人としてのエチケットやマナーまでも教えて気づいて学んでもらう場にしなくてはいけないのかなぁと悲しくもなります。

さて、みなさん自分の胸に手を当てて問うてみてください。

「私のマナー&エチケットはきちんとしているか?」と。

【おたくのジレンマ④】KP法とパワーポイントに優劣をつけるべきか。

ワークショップを運営時に必要となるのが、デジタル(パワーポイント(for windows)、Keynote (for Mac)とアナログ(紙、ホワイトボード、黒板)による表現方法です。今回は幾つかあるツールのうちの、パワーポイントプレゼンテーションとKP法(紙芝居プレゼンテーション法)について着目していきます。たまに「こっちが効果的」と信者かのように説得してくる方がいるので、考察してみたいと思います。

 

まず、大前提として、私はKP法に関して、本も読んだこともなく、どんなものかは実践者である私のパートナーの授業動画やワークショップを見た限りになります。

KP法とは幾つかのWEBサイトで以下のように定義されています。

KP法(紙芝居プレゼンテーション法)とは、A4の紙とホワイトボード、マグネットがあれば誰でも、どこでもできるシンプルなプレゼンテーション&思考整理法です。

この手法は一般的に学校教育、教員の現場(特にアクティブラーニング、学び合い、共同学習などを実践されている方を中心)で取り入れられているのではないかと思います。大きな理由の一つとしては板書時間を削減し、学習者(生徒)への介入に時間を割き、学習者の思考を活性化させる時間を作るために使われていると思います。もうひとつあるのは、紙を一枚一枚、ストーリーごとに並べることで、構造化され、学習効果の一つである記憶力が上がるとうことです。この2点はパワーポイントにも共通することですが、パワーポイントは流動性に欠けるため、スライドを構造化させることは難しくなります。もし構造化させたいのであれば、スライドを6分割、A4一枚にして印刷して、それをカットして生徒に配布し、自分の手で動かしながら、理解するように促すことはできるかもしれません。もしその場の教員(ファシリテーター、ナビゲーターなど)がストーリーラインあるのであれば、トランプの山札のようにグループ1山作り、一枚一枚、めくりながら、進めていくような授業も面白いかもしれません。

 

3点目に、どちらにもストーリーの見え方が違う。ということです。パワーポイントで作られたスライドには幾つかの効果をつけることができたり、写真を載せれることができます。そのため、ポイントポイントで機械的インパクトを生み出せますので、視覚的にも印象に残ります。(スライド効果は使いすぎると少し違和感を覚えるので、適度にシンプルに使うことをお勧めします。)紙では表現できない画質の高さ、実物の画像を見ることができますので、実写をイメージさせる上ではとても効果的です。

 

一方で、KP法は人間的なインパクトを残せるということが大きな強みなのではないかと思います。KP法はパワーポイントで作ったものを印刷して、実践されている方が多くいると思いますが、そこに人間的な感情表現、感覚が入るからこそ、ストーリーとなり、学習者の思考や記憶力形成に効果を与えるのではないでしょうか。

もし僕が実践するなら、オリジナル重要ポイントマークを作ります、例えば「喝!」「重要」など色々作り、学習者に伝わりやすい工夫をします。

KP法で難しいポイントはその紙芝居が「教育紙芝居」なのか「街頭紙芝居」なのかというところです。

前者はいわゆる昔話を読み聞かせをして、お客さんを楽しませるもので、画像が主役です。後者は読み手主導でお客さんと巻き込んだり、アドリブが発生する手法です。

 

前者においては、ストーリーが面白くて、興味を惹く内容であれば、スッと内容が入ってくると思います。後者はその場の反応、雰囲気をリードしながら、進めなくてはならないので、ファシリテーションスキルが求められます。ワークショップにおいては、どちらもバランスよく使うことが求められると思います。説明が必要なシーンでは教育紙芝居、メインワークの振り返りやグループワークでは街頭紙芝居とうまく状況に合わせて使うことでその場に価値が生まれるのではないかと思います。

 

パワーポイントでも上記の紙芝居手法を実践できると思います。もちろんパワーポイントとKP法を織り交ぜながら、ワークショップを実践することも可能です。

 

ただパワーポイントはデータの損傷、アクセスの互換性などで非常事態を招く危険性がありますし、一方でKP法は紙を水などで汚してしまって当日使えないなど、二つともリスクがあるのをお忘れないでください。

 

どちらに優劣をつけるかというのではなく、なぜこのツールを使うのか、なぜパワーポイントなのか、KP法なのか、またはどちらもおりまぜる、いやそれ以外などを検討した上で、使うことをお勧めします。

 

現代では、インターネット環境が整備されているのであれば、ダブレットipadなど)を使って進めることもできます。それゆえに、多くの手法を実践できるため、自分の型に合うものとその参加者に合うスタイルを常に探求し続けることが重要なことだと考えています。

 

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【おすぎのジレンマ④KP法VSパワーポイント…勝つのはどっち!?】

最近、外部研修や研究会の運営をやることが増えてきました。

そんな時、実は場所の選定に困ることがあります。

講師の方の要望、そして参加人数に応じて施設の規模や備品について調査をしますが、やはり好物件はなかなか確保できません…。

特に私も含めて、講師の方は机や椅子、そして何よりプロジェクターの環境を気にされることが多いかなぁと思います。まぁ、それもそのはずですよね。

 

講師の方はもちろん、社会人の方も、大学生や高校生だって、一度はプレゼンでパワーポイントを使用された経験があると思います。やはり私も多くの研修を受けてきましたが、パワーポイントを使用される方は多いですし、当日使用しなくとも配付資料としてパワーポイントのスライドを紙ベースで配付してくださることがあります。

ワークショップはもちろん、パワーポイントって本当に便利だなぁとつくづく感じます。ただ、どうしてもパソコン環境が整っていない場所でのワークショップってありますよね。しかも、そんな時にレクチャーしたい…お話上手の方であれば、トーク一本で済むかもしれませんが、視覚的にもきちんと訴えたい!

そんな時に便利なのが、KP法です。

 

KP法…きれいなパパ?かわいいパンツ?…そんなことあるわけないですよね(笑)かと言って実は直訳なんですが、その名も「紙芝居プレゼンテーション法」!!

 

「KP法(紙芝居プレゼンテーション法)とは、A4の紙とホワイトボード、
マグネットがあれば、誰でも、どこでもすぐにできる超シンプルな
プレゼンテーション&思考整理法です。」

 

そんなわけで、紙とホワイトボードとマグネット、そして実は大事なマッキーが無いとダメなんですが、これだけあればパワーポイントのようにプレゼンが出来てしまいます。しかも、パワーポイントに比べて手書きで熱が伝わりやすいですし、パワーポイントのように前のスライドが画面から消えること無く、貼ったまま残るので、記憶に残りやすい!言うことなしですね。 

しかも、字がどうしても上手に書けない方は、パワーポイントで紙を作成してしまえば、字が見にくいなんていうこともありません!また、A4サイズだと小さくて見えない…なんていう場合にはB4サイズなどに変更してしまえば、問題ありません。事実、おすぎは高校現場でKP法を活用していますが、日本史という授業の特性もあり、黒板にはB4でペタペタ貼っています!

って、ここまで読むとKP法オススメの記事のようですが、決してそういうわけではありません。KP法は紙などの備品を用意することがありますので、もしパワーポイントでプレゼンをするのであれば、USBだけで事足ります。また、パワーポイントに比べて情報量も少なくなってしまいます。

 

タイトルでは「KP法VSパワーポイント…勝つのはどっち!?」なんてつけていますが、私は時と場合に応じてその勝敗は変わると思っています。そして、何より危険なのは目的と手段が混同しないことです。

KP法を活用すること、パワーポイントを活用することが目的にならず、あくまで手段です。参加者やテーマ、その場に応じて最適な手段を使うことが必要だと感じています。最近、とりあえずKP法、とりあえずパワーポイントっていうワークショップがあるなぁと思います。

しかし、大事なのは目的であり、その目的を達成するためにKP法やパワーポイント、そしてその他の手段を活用したいですね。

 

さて、茨城のある県立高校の校長先生はKP法とパワーポイントを組み合わせて・・・「PPKP」なんていうプレゼンも行っています。

こうやって、素敵に組み合わせていくことも良いですね。

【おたくのジレンマ③「アイスブレイクがアイスブレイクにならない】

 

運動をする前に準備体操をしないと怪我をするリスクがあるのと同じようにワークショップもウォーミングアップをしないと怪我するリスクが高まりますよね。社会に焦点をあてると、テレビのバラエティ番組では「前座」、音楽のコンサートでは「グッズの販売」はワークショップでいうアイスブレイクに近いと思います。グッズを適切に購入すれば、気持ちが高まり、早くこのペンライトを片手にコンサートに臨みたいという気持ちになります。それはワークショップも同じだと思います。会場に入って、メインイベントに入るまでの間にどれだけ参加者の気持ちを高めれ、温められるかがアイスブレイクを成功させるポイントだと思います。

僕の中ではアイスブレイクは運動するために行うウォーミングアップです。

アイスブレイクを日本語に訳すと「アイスを壊す」となるので、少しマイナスなイメージがします。「ウォーミングアップ」にした方が、これから準備運動体、心、場を温めて、メインワークに移ろうという気持ちを作くりやすいと考えています。

 

今回のジレンマですが、ワークショップへの参加が慣れてくると、アイスブレイクの経験値が上がり、どうしても「またこれやるのか〜」「これ面白くないんだよな」という苦渋な気持ちで取り組むことがあります。

僕が上記のような気持ちでアイスブレイクに参加することになるかというと、そもそも、僕の性格上、アイスブレイクする必要がないので、わざわざ、演技をしてまでも楽しいことをする必要がないんです。

 

例えば、ファシリテーターが「はい、これからアイスブレイクをして、参加者の緊張を和らげたり、場を和ませるような時間を少しとりたいと思います」といった際には、僕は「アイスブレイクをしなくてはならない」のかという思考になり、逆にアイスブレイクしたくなくなります。

これは理由は簡単で、「アイスブレイクをします」とファシリテーターが言ってしまった瞬間に、ネタがバレてしまうからです。ワークショップを運営する上で、序盤でネタを明かすのは個人的にはよくないのではないかと思います。

 

アイスブレイクはワークショップをデザインする上で、絶対に必要ではないです。なぜなら、ワークショップはその場に参加する人、その場に来る人の属性上を考えた上で、実行するべきだからです。

例えば、毎週のように、顔を合わせているメンバーにアイスブレイクは必要でしょうか?僕は必要ではないと思います。なぜなら、すでに誰がどんな人を知っているし、ある程度関係が構築されているからです。そこにアイスブレイクを持ち込んだとしても、新しい気づきはあると思いますが、それを実行したからと言って、メインワークに良い影響を及ぼすことはないと思います。

 

このようなシチュエーションで、もしアイスブレイクを実行する場合は、

5分程度でできる、HHT(ハイパーハイタッチ:ハイパー元気よく、みんなでハイタッチするだけ。)や逆さま自己紹介(単純に自分の名前を逆にいうだけ)、赤ちゃん言葉(語尾を〜でちゅ。にして自己紹介)とで自己紹介など簡単にできて、かつ普段やらないようなことを織り交ぜれば大丈夫です。

 

次に、アイスブレイクが参加者主体(学習者)ではない。このケースは非常に困ります。よくあるパターンですが、ファシリテーターは事前にワークショップを用意してきて、どうしてもワークを上手く終わらせたい、最後までやらせたい、最初をつまづきたくないという不安な気持ちを抱えながら、ファシリテーションを実行していると思いますが、これはたまに大きな事件を招きます。

 

本来10分で済むようなアイスブレイクに30分かけてしまったりして、参加者、会場の雰囲気の室温が適切な温度にならず、もやもや、違和感を感じて、せっかく準備運動したのに、7割が怪我して、メインワークに移りにくい状況になってしまいます。そのような状況に追われましたら、ファシリテーターの方は自分の気持ちを我慢して、中途半端に終わっても良いと思うので、"笑顔で終了の合図(愛図)”送ってあげるのも一つの手だと思います。

 

最後に僕の嫌いなアイスブレイクをお伝えします、それは既存のものを丸々真似することです。どうしても参加/企画していると同じワークを何度も見ます。そこに企画者のオリジナリティ、アレンジを一つは入れて見てはいかがでしょうか。それがあるかないかで、参加者側もお土産が増えるので嬉しいです。

 

ここまで、いろいろと書いてきましたが、「このワークをなぜやるか」ももちろん重要ですが、自分の中での「アイスブレイクの定義・意義」などを持っておくとより良いものが作れます。

参加者の属性を考え、「アイスブレイクは不要or必要か」を考えることはワークショップをデザインするために重要な観点だと思います。

 

 

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【おすぎのジレンマ③】アイスブレイクは必要不可欠!?

「アイスブレイク」という言葉を聞いて、みなさんは何を想像しますか?

私が最初に聞いたのは、人生ではじめて参加した杉並でのワークショップの時でした。

その時の講師の方は、今も尊敬する北海道にいる女性なんですが、その方はアイスをブレイクするよりも、溶かすイメージでと仰っていて、私がアイスブレイクを行う際、今も「壊すではなく溶かす」を心がけています。

 

Wikiさんに聞くと…アイスブレイクとは初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。アイスブレイクは自己紹介をしたり、簡単なゲームをしたりすることが多く、いくつかのワークやゲームの活動時間全体を指すこともある。「コミュニティビルディング(community building)」や「アイスブレイキング(ice breaking)」とも呼ばれている。 「アイスブレイク」という用語は、参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っている。

こんな感じだそうです!

 

さて、そんなアイスブレイクですが、最近どこのワークショップや研修会、勉強会に参加してもかなりの高確率で実施されます。もちろん、私自身も外部で講師をやらせてもらう際や授業開きの時などは活用します。

でも、なんていうんですかね…「正直このアイスブレイクの時間必要?」なんていう時ありませんか??

先日参加したある高校生対象の講座では、アイスブレイク&自己紹介が3つもあり、最初の30分間くらいを使っていました。見学していた私からすると、最初のアイスブレイクで十分場はほぐれたから、本題のワークに入ったほうが良いのでは?と感じていました。体験していた高校生に話を聞くと、同じ答えが返ってきました。

 

さて、これはアイスブレイク以外にも言えることだと思いますが、ワークショップにおいて「何のためにそれをやるのか?」ってきちんと問い直したほうが良いと思うんです。そして、何より「その場の空気を感じて臨機応変に対応する」これが大事かなぁと思います。アイスブレイクをやること自体は決して悪いことではありません。ただ、必要不可欠かと言われると、例えばワークショップ開始前に十分緊張がほぐれた状況であれば、その時間をカットしても良いかもしれませんし、元々ある程度の人間関係ができている場であれば、無理に行う必要はありません。

 

やはり大事なことは「何のため?」、これを念頭に置いてその場の空気感を感じ取りながら、その瞬間その瞬間にあった場をつくることが大切だと思います。

 

ただ、これだけ言っておいてなんですが、私はアイスブレイクが大好きです(笑)アイスブレイクで行うワークはいくつも知っていますが、自分に合う、いわば得意技をいくつか持っておくと良いかもしれませんね。マーキーさんの『アイスブレイクベスト50』などはオススメの本です。

ちなみに、私の得意技の一つはHHT!みなさんご存知ですよね?

もちろん…ハイパーハイタッチ(笑)ただ、全力でみんなとハイタッチする。

老若男女、誰でもできるアイスブレイクなので、みなさんお試しください(笑)

 

【おすぎのジレンマ②】エセファシリテーターの存在⁉️質問という名の攻撃…

ファシリテーターファシリテーション、個人的にはとっても好きな言葉です。
私がこの言葉を知ったのは、今から6年前、勤務校の特色の一つである土曜講座(学校設定科目で2時間連続授業を)という枠で、チーム作り講座という授業を開講することになり、その時に同僚の先生に聞いたのがはじめてでした。
最初はこんな役割が存在することに驚き、そしてこれらを仕事にしている人たちがいるんだぁと興味津々でしたが、
今やだいぶ日常語として使われるようになってきて、嬉しくもあり、少しだけ「チッ」という気持ちがあります(笑)

さて、まず大前提を共有すると、私はファシリテーターに肯定的な考えを持っています。自分自身、ファシリテーターという役割を知って、
それまでの教師像がガラリと変わりましたし、これまで素敵なファシリテーターの方々にたくさん出会ってきました。
私自身、これからの教師というのは4つの視点を持つ必要があると考えています。それが以下の4つです。
①teacher ②facilitator ③coordinator ④navigator

ただ、だからこそ最近とってもイライラして、とっても悲しいことがありました。それが、エセファシリテーターの存在です。
おたくが示した定義のエセファシリテーターと、おすぎの考えているエセファシリテーターは異なります。
実は、私がエセファシリテーターの存在を認知し、そのエセファシリテーターに苦しめられたのは飲み会の場でした。
お酒が飲める飲めない関係なく、飲み会の場って個人的には好きです。もちろん、お酒に飲まれてしまったり、飲みすぎてよくわからない状況になってしまったら別ですが、やはりお酒を飲みつつ話すと、いつもより気兼ねなく、本音を話せることがあります。ある意味自然とアイスブレイクしているのかもしれませんね。
ただ、そういう時にいたんです!エセファシリテーターが…そのエセファシリテーターは、とにかく質問してきます。
私がどれだけ対話をしようと、一方的に質問だけ。こちらが質問をすると、質問返し…もう、質問という攻撃にやられまくりました。
確かに場を促進させようと、その人は私に質問してきました。ただ、私はキャッチボールをしたかったですし、その人の考えも知りたかったんです。

そして、最後に言われた言葉に正直唖然としました。
それが…「今日はファシリテーターに徹するから、ちゃんと質問に答えてね」

それって、ファシリテーターファシリテーションと言えるんですかね?
この数年、多くの素敵なファシリテーターに出会うと同時に、エセファシリテーターに出会うことも増えてきました。
そして、その方々に共通することとして、「やたら場の状況を見て質問をして、自分の意見は言わない(自分の意見を言わないことを美徳と感じている?)」ことが多いんです。
また、もう一つ私が考えるエセファシリテーターの方の特徴として「責任をとらない」ということがあります。一見、素敵な場をつくったり、その場を促進させます。ただ、「あとはみなさん次第です」なんていって、その場からいなくなったり、自分の存在(責任?)を消そうとする人がいます。私はそれって、本当にファシリテーターって言えるのかなぁと思います。
私が出会ってきた素敵なファシリテーターの方々は、きちんと対話をします。きちんと自分の考えも表明します。何より、その場、そこにいる方々に対して、きちんと責任感を持って接します。

それは、学校現場でも同じことが言えるのだと思います。近年、いわゆる「アクティブ(・)ラーニング」のブームで、教師が教えないことが良い、どんな場面でも生徒が主役が良いなんていうふうに捉えられることがあります。もちろん、究極論は教師が存在しないで、生徒が当事者意識を持った自立した学習者になることが望ましいかもしれません。ただ、みんながみんなそうではないんです!
そこで、ファシリテーターを気取るエセファシリテーターの存在で、学校教育も変な方向にいかないか正直心配です。

ファシリテーションはあくまでスキルです。そして、素敵なファシリテーターはそのスキルをきちんと活かしつつ、一人間としてのマインドを持った方だと思います。スキルだけに傾倒せずに、スキル✖︎マインドのバランスを大切に、そして何より目的と手段を混同しないで、素敵なファシリテーターが増えていってほしいと思います。また、エセファシリテーターのみなさんも、スキルは間違いなくあります。だからこそ、改めてなぜファシリテーションを学んだのか、そのファシリテーションをどのように活かすのか、自分自身に問い直してもらいたいなぁと思います。もちろん、これは自戒の意味も込めてですが…。

さて、次回はアイスブレイクについてつれづれなるままに述べたいと思います。

【おたくのジレンマ②】あなたはエセファシリテーター?それとも熟練者?

ワークショップに参加すると、必ず参加者の前に立ち、全体をオーケストラの指揮者のようにその場を振る舞い、会場の雰囲気を作る人が1名ないし2名います。そのような方をファシリテーターと呼びます。(最近はグラフィック、イノベーション、レコーディング・ファリテーターなども浸透してますね。)

 

近年、ワークショップが日本の各地で浸透して、多くの課題、テーマに対して企画がされて、誰しもが参加できるようになり、しばしば大根役者のようなファシリテーターやただ単に時間を調整しているタイムマネージャーのような方をなんどか見たことがあります。それらの場には、成熟、未成熟(えせ)のファシリーターがおり、ワークショップのクオリティに大きな差がここ最近出てきているのではないでしょうか。

 

改めて、今回はファシリテーターというものがどんなものなのかなどを書いていきます。

 

私が始めて、「ファシリテーター」という言葉を聞いたのは7・8年前くらいに参加した外資系企業出身の方の研修でした、その時は「なんだその役割!?」聞いたこともない言葉だったのですが、その人の振る舞いは「司会者」でした。司会者と聞くと、明石家さんまさんや島田紳助さんを想像される方もいますが、僕がその時イメージしたのは、学芸会等でタイトルやイントロダクションを読み上げる人でした。

 

実際にその人もそんな感じで上記に書いてあるように会場の場を作るというより、資料をスクリーンに投影し、説明していただけなので、参加者と司会者間で相互コミュニケーションがあるわけではなく、2時間の研修が音沙汰もなく終わった印象があります。その時は司会者をファシリテーターと呼ぶんだなー、「なんか横文字でかっこいい」というくらいにしか思いませんでしたが、今となってはこの司会者は意味を間違えていたのではないかと思っています。

 

本来、ファシリーターの役割には、場を作る、意見を受け止める、整理し、絞り込む、まとめるなどがあります。現在はワークショップの書籍が幾つか発行され、認知されたこともあり、ファシリテーター養成コースも各地で増え、誰もがファシリテーターになれるようになりました。

 

またテクノロジーの発展により、ビデオコンテンツ、ゲーム、レゴなど道具を使用し、創造力、チームビルディング、チームミングを目的としたワークショップを目にする機会が増加しています。その一方で、コンテンツに頼りすぎて、映像を流して、決められた問いを参加者に問えば、ワークショップが成立すると考えているファシリテーターが増えています。

 

これらが増加したことにより、未成熟と成熟されたファシリテーターの差が顕著になっってきているような気がします。別に未成熟が悪いわけではないです。みんな最初は経験がないので。

  

おそらく、経験が乏しい方は設計したプログラムを運営することで精一杯で、タイムタグやその場の参加者の反応、動き、表情を見逃し、なんとか時間通りに進めることと、自分がやりたいことをどうしても時間内にやりたいという願望により、自己中心的なプログラムやアプローチをしがちです。ここで改めて、ワークショップの定義を見直すと 

 ワークショップとは「多様な人たちが主体的に参加し、チームの相互作用を通じて新しい創造と学習を生み出す場」と定義されています。『ワークショップ・デザイン 知をつむぐ対話の場づくり』(引用」)

 

自己中心的な振る舞いは、参加者と主体的に何かを生み出すことができにくにのではないかと思います。実際、成熟したファシリテーターはその場の参加者をよく観察し、準備していたプログラムを何事もなかったかのように変更し、1ランク上のステージにアウトプットされた意見やアイデアを促進してくれます。

 

この差はかなり大きくて、ワークショップ終了後のアンケート等をみると、実力がある人では、プログラム+その場で得た個人の気づき、全体の考えについて述べている傾向があります。一方で、未熟なファシリテーターだと、気づきではなく、感想がアンケートに書かれています。

私個人の経験ですが、感想が多くの書かれているアンケートは次のステップやアクションに進みにくいです。気づきがあれば、その場で起きたことを受け入れ、自分が何をすべきかわかっているので、未来のアクションにつながりやすくなります。ただ単に用意したプログラムを時間通り進めるのではなく、その場の状況に応じたファシリテートを追求しなくてはならないのではないでしょうか。

 

最近では誰もがファシリテーターになれるようになってきたので、その価値が下がってきているようにも思います。価値をあげるためにはその人個人の魅力、参加者に与える活力など、その人自身のパーソナリティ、スキルの向上が求められます。

ただ場を回すのでなく、その人なりに出せる価値をその場に提供してこそ、熟練したファシリテーターとしてその場で認められるのではないでしょうか。

ファシリテートすることは簡単な作業ではないし、その場の参加者からの主体的な促すだけでなく、異なる性格やスタイルを持つ個人を共通の結果に導く責任もあるので大変な作業です。

経験が少なくとも、コンテンツに頼りすぎず、適切な目的と目標を立て、それに付随するワーク、問い、参加者の性質などを想定して準備すれば、参加者はその努力を察してくれます。多くの熟練したファシリテーターは、実際のセッションを提供するのに費やす時間以上に、セッションを準備するのに約3〜4倍の時間を費やしていますので準備をして望むことをお勧めします。あと、あれもこれもという感じで詰め込みすぎると失敗するので、適度な範囲で実施しましょう。

 以下が全てではないですが、簡単な事前準備リストを記載します。

 ・ワークショップの目的・目標はなんですか?

 ・どのような成功イメージが見えていますか?

 ・当日の事前作業・準備に何が必要ですか?

 ・ワークショップの目標を達成するために現実的かつ適切な時間配分ですか?

 ・ワークショップの目標を達成するためには、どのような資料が必要ですか?

 ・参加者の層はどのような人たちですか?

 

次回はアイスブレイクをやれば場が和む?やっておけばワークショップはうまくいく?と言うのような内容を投稿します。

 

 

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