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ワークショップへのジレンマ

おたくとおすぎが杉並区にある私立高校で実践して得た知識・知恵を書いています。

【おたくのジレンマ⑰】ワークショップに色気は存在するのか。

あなたに色気はありますか?

年齢を重ねるにつれて、経験、理想、責任、プレッシャーなど、抱えるものが多くなりますよね。おたくも今年で30歳になるので、結婚や子どもとかを考えることもあります。特に私は童顔なので、年相応に見られることは少なく、話してみてやっと、年相応またはそれ以上に見られることがあります。

 

童顔なので、大人の色気をどうやってつけていくかが最近の悩みです。(笑)

色気と一言に言われても様々ですし、女性が思う色気と男性の思う色気にはニュアンスが違っていたりもするので、困惑しますよね。

とある友人にによれば、色気ある男性と大人の魅力や余裕を醸し出している人だそうです。また生まれ持ったものだと思って諦めている人もいるかと思いますが実際は色気は作れるものだそうです。

 

となるとワークショップでも魅力的な場は誰でも作れるのではないかと、色気ある場はどんな場なのかを探っていきたいと思います。

 

そもそも色気とはなんなのか。

色気と聞くと、異性を惹きつけるような匂い立つ何か、ですが、それは「いやらしさ」などの性的なものだけではありません。

 

広辞苑では
1:色のぐあい。いろあい。=会場のビジュアル、パワーポイント
2:愛嬌。おもむき。風情。=ファシリテーション
3:異性の気をひく性的魅力。=声、服装、お菓子
4:女っ気。=可愛らしい道具


とワークショップにも当てはめれます。

これはワークショップのレイアウトも同じで、勉強会や研修、授業というのはその場に立つ人に依存されがちですが、それは場の雰囲気、運営体制で参加者を魅せつけることができるのではないでしょうか。

 

つまりワークショップの色気とは、雰囲気のことです。このただの空気に参加者は対話をすることができたり、ワークに集中できたりします。その空気に魅了された参加者はまた参加します。

 

実はワークショップの失敗・成功は、ファシリテーターの影響よりも、その他の構成要素、例えばコンテンツや会場レイアウト、デザインの要素の方が大きいです。


適切な場のデザイン技術と、コンテンツがあれば、ワークショップはファシリテーターのスキルを補完できるため、初めての場でもうまくいくでしょう。


会場レイアウト、考えて出てくるもので7つくらいしかありません。


例えば、
1)U字型 

2)V字型 

3)クラスタ型 

4)1島型

5)勉強会型 

6)教室

7)無形

 

これをコンテンツごとに適切に選択をし以下の5つの視点を考慮し、自分なりに答えを導き出し、設計すれば、ある程度良い場になるのではないでしょうか。 

 

・荷物/お菓子置き場の設置

・共有した時に共有しやすい色のペンの使用

・どこに座れば良いかすぐわかる

・元気の良い挨拶で迎え、送る

・定刻通り始まり、終わる

 

“ワークショップの色気”ついて探って来ましたが、見た目だけなら企画者の努力次第で色気を手に入れることができるよう。色気のある(魅力的な)ワークショップを主催したいと考えている人は、ファシリテーションスキルではなく、準備に力を入れれば、良い企画を運営できそうですね。