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ワークショップへのジレンマ

おたくとおすぎが杉並区にある私立高校で実践して得た知識・知恵を書いています。

【おたくのジレンマ⑪ワークショップをどのように評価する?】

ワークショップの評価をどのようにされていますか?と聞かれることがあります。 ワークショップを主催をすると、参加者からどんな評価を得たか気になりませんか?今回の参加者は何が評価され、何を改善した方が良いのかを知ることはワークショップの改善につ…

【おすぎのジレンマ⑪:ワークショップは評価できるのか?】

最近、“エビデンス”に基づく評価・教育なんてこと、よく耳にしませんか? エビデンスとは、証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語evidenceに由来する外来の日本語だそうです。 以下のサイトには、エビデンスに基づく教育についてよく述べられているの…

【おたくのジレンマ⑩:ワークショップと現実のジレンマを紐解く】

ワークショップと現実は違うのは当たり前ですが、この体験が人の成長を支援することは間違いありません。なぜなら、10年かけて実践することを1日でできてしまうのが体験型・参加型学習の強みだからです。 最近ではプロジェクトマネジメントを学ぶためにゲー…

【おすぎのジレンマ⑩ワークショップは非現実…部活動ではなかなか活きない学びと気づき!?】

ワークショップ…あらためて良い場だなぁと思っています。 えっ、今さら!?って、思われるかもしれませんが、とても素敵な場づくりをされているワークショップほど、終了後心地よい気分になったりしませんか? もちろん、テーマによってはモヤモヤしたり、悲…

【おたくのジレンマ⑨:2つのPDCA活用して振り返りを最大化?】

「振り返り」と聞くとどんなことを想像されますでしょうか。 おそらく多くの人はPDCA(Plan Do Check Action)サイクルを回すこと、ビジネスの場面ではKPT(Keep、Problem、Try)、G(Goal)-PDCAサイクルと言う言葉を想像するのではないでしょうか。 ワークショ…

【おすぎのジレンマ⑨振り返り病…振り返れば奴がいる!?】

PDCAサイクルって、みなさんご存知ですか? そんなの当たり前だよ!って仰る方もたくさんいるかとは思いますが、まずは前提共有をさせてください。 PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管…

【おたくのジレンマ⑧:ギブスのリフレクティブサイクルでジレンマを振り返る】

僕らがこのブログを初めて約3ヶ月ほど経ちましたので、このブロクを振り返ってみます。今回は1998年にGibbs(ギブス)に提唱されたGibbs' Reflective Cycle(リフレクティブサイクル)を用いて振り返りを行っていきたいと思います。 このサイクルはの6つの…

【おすぎのジレンマ⑧ここまでのジレンマを振り返る~そもそも論~】

ワークショップへのジレンマを振り返るまえに、そもそも「ジレンマ」ってなんぞや?ってことを共有しないといけないですよね。 『大辞林(第三版)』によれば… ジレンマ【dilemma】〔ディレンマとも〕 ① 自分の思い通りにしたい二つの事柄のうち、一方を思い…

【おすぎのジレンマ⑦自己紹介って“絶対”にやらなくてはいけないですか?】

自己紹介、人生を歩めば歩むほど、どこでもどんな時でもやりますよね。 私は小・中・高時代の自己紹介が本当に大嫌いでした。 はじめてのクラス、はじめての授業、先生は「自己紹介をやりましょう」といって、そのままの机と椅子の配置のまま、列ごとに先生…

【おたくのジレンマ⑦ワークショップで自己紹介はする必要があるんですか?】

「グループで自己紹介をしましょう」....どんなワークショップに参加しても、ファシリテーター、参加者間での自己紹介をする機会はあります。自己紹介を行わないと相手との距離を縮めにくいというのは事実ですが...ただふとたまに考える時があります、「なぜ…

【おすぎのジレンマ⑥備品やグッズは誰のためのもの?】

プロジェクターにホワイトボード、名札にトーキングオブジェクトにお菓子や飲み物… ワークショップを運営する時に、よく用意するものですよね。 私は正直、備品やグッズを取り揃えるタイプです。 もちろん、備品やグッズを取り揃えることが目的ではなく、ワ…

【おたくのジレンマ⑥ワークショップにホワイトボードや付箋は必要不可欠なのか】

ファシリテーターや企画者は参加者のアイデアをまとめるため、まとめたものを参加者に共有しやすくするために幾つか備品を用意します。 例えば、付箋、模造紙、音楽、テーブル、椅子、ホワイドボード、えんたくんなどがありますが、これらの道具は正直必要な…

【おたくのジレンマ⑤参加者のドタキャン・ドタ参などからワークショップの品格を考える

ものの良し悪しを決める際の基準の一つに「品格」があります。例えば、同じレストランでもサービスが良いレストランの方が支持され続けている理由の1つに、品格のあるウェイターさんのサービスが心に残ります。このようなサービスを受け、「品格」のある人…

【おすぎのジレンマ⑤エチエット?マナー?】

何ヶ月も前から楽しみにしていたデート…それを当日の朝ドタキャンされたら、あなたはどう思いますか? まぁ、普通に考えたらものすごく落ち込みますよね。現代風に言ったら凹みますね(笑) 私自身、正直ドタキャンしたこともされたこともあります。極力しな…

【おたくのジレンマ④】KP法とパワーポイントに優劣をつけるべきか。

ワークショップを運営時に必要となるのが、デジタル(パワーポイント(for windows)、Keynote (for Mac)とアナログ(紙、ホワイトボード、黒板)による表現方法です。今回は幾つかあるツールのうちの、パワーポイントプレゼンテーションとKP法(紙芝居プレゼ…

【おすぎのジレンマ④KP法VSパワーポイント…勝つのはどっち!?】

最近、外部研修や研究会の運営をやることが増えてきました。 そんな時、実は場所の選定に困ることがあります。 講師の方の要望、そして参加人数に応じて施設の規模や備品について調査をしますが、やはり好物件はなかなか確保できません…。 特に私も含めて、…

【おたくのジレンマ③「アイスブレイクがアイスブレイクにならない】

ワークショップに参加すると初対面の方と緊張を溶かすためにアイスブレイクという手法があります。 運動をする前に準備体操をしないと怪我をするリスクがあるのと同じようにワークショップもウォーミングアップをしないと怪我するリスクが高まりますよね。社…

【おすぎのジレンマ③】アイスブレイクは必要不可欠!?

「アイスブレイク」という言葉を聞いて、みなさんは何を想像しますか? 私が最初に聞いたのは、人生ではじめて参加した杉並でのワークショップの時でした。 その時の講師の方は、今も尊敬する北海道にいる女性なんですが、その方はアイスをブレイクするより…

【おすぎのジレンマ②】エセファシリテーターの存在⁉️質問という名の攻撃…

ファシリテーター、ファシリテーション、個人的にはとっても好きな言葉です。 私がこの言葉を知ったのは、今から6年前、勤務校の特色の一つである土曜講座(学校設定科目で2時間連続授業を)という枠で、チーム作り講座という授業を開講することになり、その…

【おたくのジレンマ②】あなたはエセファシリテーター?それとも熟練者?

ワークショップに参加すると、必ず参加者の前に立ち、全体をオーケストラの指揮者のようにその場を振る舞い、会場の雰囲気を作る人が1名ないし2名います。そのような方をファシリテーターと呼びます。(最近はグラフィック、イノベーション、レコーディン…

【おたくのジレンマ①】ワークショップで「安心・安全の場」というグラウンドルールを提示する必要はあるのか

初めまして。おたくです。現在はオーストラリアで英語を学習しながら、世界を見渡しています。もともとは都内私立高校でキャリア教育プログラムの開発や大学、地域連携などを6年ほどで実施していました。私の自己紹介はさておき、このブログでは私のパート…

【おすぎのジレンマ①】ワークショップのグラウンドルールに「安全・安心」は必要か!?

はじめまして。おすぎです。都内私立高校で教員をしています。 さて、そんな私ともうひとりのパートナーで、つれづれなるままにワークショップに対するジレンマをぼやいていくブログです。さて、第一回は「安全・安心」がグラウンドルールに必要なのか!?を…